「Cyber Security TOKYO for Junior」は、情報セキュリティの脅威が高まる現代において、将来の情報セキュリティ人材となり得る中学生を対象に、「情報セキュリティ意識の向上」「セキュリティ脅威に対応できる人材の発掘」を目的として行う体験型の勉強会です。
今回は、本校の学生が開発した受発注サーバをRaspberry Pi3上で動かし、物流倉庫を運営しながらセキュリティの勉強をします。
スケジュール
1日目
サイバーセキュリティの重要性、個人と情報システムの関係について学びます。後半は、Raspberry Pi3にインストールされたRaspbian(Linux系OS)を用いて代表的なLinuxコマンドを実行します。最後に、LEDを受発注サーバの監視モニターに見立て、LEDを動かすスクリプトに触れます。
9:00-9:20 | 受付 |
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9:45-10:30 | セキュリティと倫理(保護者同伴) |
10:45-12:00 | セキュリティ基礎 |
13:00-15:30 | 物流会社を立ち上げよう1 |
15:45-17:15 | 物流会社を立ち上げよう2 |
17:15 | クロージング |
2日目
受発注(ゲーム)の流れを確認し、チームで売上を競い合います。受発注サーバが正常に動くようLinuxコマンドを駆使してサーバを運用しながらセキュリティの体験をします。
9:20 | 集合 |
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9:30-12:00 | 物流システムを操作しよう |
13:00-16:00 | 物流システムを守ろう |
16:00 | クロージング(修了書授与) |
開催概要
日時 |
2018年3月10日(土)~11日(日) |
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場所 |
東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパス(東京都品川区東大井1-10-40) |
参加対象者 |
以下の(1)及び(2)に該当する2018年3月10日時点において中学校に在籍する生徒 |
定員 |
20名(書類選考あり) |
主催 |
東京都立産業技術高等専門学校 |
後援 |
東京都、警視庁、独立行政法人情報処理推進機構、 株式会社インフォセック、株式会社FFRI、株式会社オプティム、株式会社サイバーディフェンス研究所、 株式会社シーアイエー、ソフトバンク・テクノロジー株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社ディーゴ、 トレンドマイクロ株式会社、パナソニック株式会社、フォーティネットジャパン株式会社、 富士通株式会社、株式会社富士通エフサス、富士電機ITソリューション株式会社、 三井物産セキュアディレクション株式会社、株式会社ラック |
費用 |
無料。ただし自宅から会場間の交通費及び昼食代は自己負担となります。 |
FAQ | |
留意事項 |
申込者多数の場合には参加できないことがあります。参加者は、申込内容を審査の上、決定します。 会場には一般の方向けの駐車場はございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください(交通費は自己負担となります)。 参加決定者には、別途定める「Cyber Security TOKYO」実施規定を遵守する旨の誓約書を提出していただきます。 当日は、マスコミ各社による取材活動が行われる場合があります。また、取材された結果が氏名・学校・顔写真や受講時の様子を含めて各メディアに掲載される場合がありますので、承諾されない方は当日受付時にお申し出ください。 |
問い合わせ先 |
東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパス企画調査係 |
開催趣旨
情報システムは、日常生活になくてはならない基盤システムの1つであり、セキュリティ対策なしに首都東京の安心・安全を守ることはできません。さらに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を控え、セキュリティ対策は重点課題の1つとなっています。
そこで、東京都立産業技術高等専門学校では、首都東京の情報システムの安心・安全を担保する技術者を育成するため、2016年4月より情報セキュリティ技術者育成プログラムを開始しました。
Cyber Security TOKYOは、情報システムのセキュリティ対策の重要さを中学生に体感してもらうために実施するものです。実際に、受講生は簡単な情報システムを構築し、構築した情報システムのセキュリティを高める要塞化が体験できます。
当日は、中学生のみなさんと年齢の近い本校の学生が講師や体験実習のアシスタントとして参加しますので、お気軽にご応募ください!