2018年10月10日

大和セキュリティ勉強会と本校主催の「TMCIT×大和セキュリティ勉強会 in 江戸 DFIR忍者チャレンジ」を、2018年10月7日~8日に本校を会場として開催しました。
最初に田中ザック氏(大和セキュリティ勉強会)によるDFIR(Digital Forensics & Incident Response)の講義とコンテストの説明があり、その後に24時間のコンテストが始まりました。コンテストでは、各チーム4~5名からなる20チームでフォレンジック調査を行い、結果報告書とプレゼンの内容を競い合いました。情報セキュリティ技術者育成プログラム履修生もそれぞれ別のチームに加わり、一般参加者に交じってデジタルフォレンジックに取り組みました。
このイベントでは、本校学生が会場のインフラ設計、構築、運用監視を行いました。大きなトラブルもなく、通信事業者のエンジニアの方から高い評価をいただきました。

「TMCIT×大和セキュリティ勉強会 in 江戸 DFIR忍者チャレンジ」
開催日時:2018年10月7日(日) 12:00~18:00、8日(月・祝) 11:00~18:30
開催場所:東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス 2階中央ホール
主  催:東京都立産業技術高等専門学校、大和セキュリティ勉強会
U R L:https://yamatosecurity.connpass.com/event/92888/

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田中ザック氏
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コンテスト中の様子
2018年09月28日

20名の中学生を対象に9月23日と24日の二日間、サイバーセキュリティTOKYO for Juniorを開催しました。
情報セキュリティ技術者育成プログラム履修生が企画、シナリオ作成、システム開発、ネットワーク設計・構築を行い、当日は講師とチューターも務めました。

【一日目(9月23日)】
 最初に、保護者同伴で東京地方検察庁検事の徳竹敬一氏による講演「セキュリティと倫理」を聴講しました。
 ハンズオンの最初には、チームメンバーと打ち解けあうためにアイスブレイクを行いました。その後、情報セキュリティの重要性を学び、監視カメラで使用するRaspberry Piのセットアップを行いました。
Raspberry Piで動作するUNIX系OSの基本的なコマンドを学び、最後にUSBカメラ、サーボモーター、Raspberry Piを配線し、監視カメラを作製しました。スクリプトを実行して監視カメラを上下左右に回転させ、監視カメラが正常に動作することを確認しました。

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「セキュリティと倫理」講師の徳竹氏
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いよいよハンズオンが始まります
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アイスブレイクでペーパータワー作製
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高く積み上がったペーパータワー
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メンバーで考えたチーム名の発表
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突然発表を求められることも...
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Raspberry Piのセットアップ
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USBカメラの映像確認
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サーボモーターの制御回路作製中
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カーソルキーで監視カメラの向き変更

 

【二日目(9月24日)】
 二日目は、午後に実施する競技に先立ち、監視カメラへのリモートログインの方法、監視カメラの遠隔操作を修得しました。また、標的型メール攻撃についても学びました。
競技説明とチュートリアルを通じてゲームの一連の流れを体験し、その後に2時間の競技を行いました。ゲーム内容は、ある会社の監視業務を請け負っている子会社の社員として、親会社に設置された監視カメラを遠隔操作し、親会社に侵入した不審者を特定するものです。ゲームを通じて、参加者はセキュリティ対策を体験しました。最後にゲームの個人成績とチーム成績が発表されました。
クロージングでは、副校長より受講生全員に修了証が授与されました。

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別室(親会社)にある監視カメラにログイン
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別室(親会社)の監視カメラ
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標的型メール攻撃で届いたメール文面を確認中
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競技のチュートリアル
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監視カメラを操作して親会社の不審者を発見
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競技中の様子
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競技システムが稼働しているサーバ
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サーバとネットワークを常時監視
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もうすぐ競技終了
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競技の最終結果(個人成績)
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競技の最終結果(チーム成績)
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全員に修了証が授与されました

 


 ご後援いただきました以下の企業・団体の皆様に厚く御礼申し上げます。

東京都、警視庁、独立行政法人情報処理推進機構、特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、株式会社インフォセック、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー、株式会社FFRI、株式会社オプティム、ゲヒルン株式会社、株式会社サイバーディフェンス研究所、株式会社シーアイエー、セコムトラストシステムズ株式会社、ソフトバンク・テクノロジー株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社ディアイティ、株式会社ディーゴ、デロイト トーマツ リスクサービス株式会社、トレンドマイクロ株式会社、株式会社日本レジストリサービス、株式会社ハートビーツ、パナソニック株式会社、東日本電信電話株式会社、フォーティネットジャパン株式会社、富士通株式会社、株式会社富士通エフサス、富士電機ITソリューション株式会社、三井物産セキュアディレクション株式会社、株式会社ラック

2018年09月19日

高専はまだ夏季休業中ですが、学生は9月23日(日・祝)・24日(月・振休)に開催されるサイバーセキュリティTOKYO for Juniorの準備をしています。お楽しみに。

参加される中学生の皆様は、生徒手帳(氏名と中学校名が確認できる身分証明書)を忘れずに持ってきてください。

1日目(9/23)午前中の講演「セキュリティと倫理」は保護者同伴での参加が必須となります。「セキュリティと倫理」に保護者の同伴がない場合は、その後の全てのプログラムを受講できませんので、ご注意ください。また、参加申込書にご記入いただいた「当日参加の保護者」に変更がある場合は、必ず事前にご連絡ください。

 

 

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機器のセットアップ中
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Raspberry Piと監視カメラの構成部品
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最後に実施するゲームのログイン画面
 

 

2018年08月13日

8月12日(日)にICT基礎Lab第3回を開催しました。
受講生はHTML、CSS、PHP、MySQLを使ったWEBページについて学びました。午前はHTMLとCSSを用いて静的なWEBページを作成しました。午後はPHPでサーバサイドスクリプトを作成し、DBと接続させて動的なWEBページを作る方法について学び、シンプルなWEB掲示板を完成させました。
WEB掲示板はこれまでに構築した各自のネットワーク内のWEBサーバ上で作成しました。受講生はWEBブラウザで他受講生のWEBサーバにアクセスし、各自工夫を凝らしたWEB掲示板をお互いに確認しメッセージを残していました。

次回(第4回)は9月9日(日)に秋葉原サテライトキャンパスで開催します。

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実施の様子
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DBのコマンドを使ってみる

 

2018年07月17日

7月15日(日)にICT基礎Lab第2回を開催しました。
今回のテーマはネットワークです。各受講生がクライアントPC、ラックマウントサーバ、スイッチを使ってネットワークを構築・設定し、疎通確認しました。その後にルータを接続し、各受講生のネットワークをつなぎました。
そのままでは相手と通信できず、異なるネットワーク間で通信を行うためには、ルーティング設定が必要であることを学びました。そして、ルータに2種類のルーティング(スタティック・ルーティングとダイナミック・ルーティング)を設定して、相手のネットワーク内ホストへの疎通を確認しました。

次回(第3回)は8月12日(日)に開催します。

2018年06月30日

講  演:田中 ザック 氏(大和セキュリティ勉強会)
テ ー マ:実践的なDFIR(Digital Forensics & Incident Response)の入門とDFIR忍者チャレンジ
概  要:チームで不正アクセスされたWindows 7クライアントPCのHDDイメージ、メモリダンプ、ネットワークパケットキャプチャのフォレンジック調査を行います。どのような攻撃であったか調査結果を作成し、最後にプレゼンで調査結果を発表します。
開催日時:2018年10月7日(日) 12:00(開場11:00)~18:00、8日(月・祝) 11:00~18:30
開催場所:東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス 2階中央ホール
主  催:東京都立産業技術高等専門学校、大和セキュリティ勉強会
参 加 者:本校関係者 50名(学生 35名、連携関係者 15名)、一般募集 70名
参 加 費:無料
U R L:https://yamatosecurity.connpass.com/event/92888/
     ※上記URLで参加者募集中ですが、すでにキャンセル待ちとなっています。

2018年06月14日

6月10日(日)にICT基礎Lab第1回を実施しました。6名の中学生が参加しました。

午前はRaspberry Piの起動準備の後、ログインとシャットダウンを行いました。そして、ノートPCのWindows 10セットアップ(初期設定)とアプリケーションのインストールを行いました。今後の実習で利用するLANケーブルを工具を使って自作する実習も行いました。
午後はラックマウント型サーバの電源を入れ、CentOSをインストールしました。ラックマウント型サーバでWebサーバを起動し、ノートPCのWebクライアント(Webブラウザ)からサーバにアクセスして、Webページが正しく表示されることを確認しました。最後にWebサーバ上のHTMLファイルをテキストエディタで編集し、Webコンテンツを各自変更しました。
受講生全員がすべての作業を完了できました。

次回(第2回)は7月15日(日)に開催します。

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実施の様子(チューターが丁寧にサポート)
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LANケーブル作成(作成したケーブルはプレゼント)
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ラックマウント型サーバの起動中
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テキストエディタでHTMLファイル編集

 

2018年05月21日

5月20日(日)にICT基礎Lab開校式を開催しました。当日は、5名の中学生が参加しました。

挨拶の後にはアイスブレイクを行いました。アイスブレイクでは、自己紹介の後、全員協力してコピー用紙を使って時間内にできる限り高いタワーを作り、本校学生と競い合いました。
アイスブレイクで緊張をほぐした後、受講生は各テーブルに移動し、本校学生のチューターと一緒にインターネット上でどのようなサービスが提供されているかを考え発表しました。そして、テーブルに置いてある機器がこのようなサービスを提供するサーバやネットワーク機器であると説明を受け、ラックマウント型サーバのケースを開けて内部構成を確認しました。チューターは、コンピュータの構成要素やスイッチ・ルータの役割などを受講生にわかりやすく説明していました。

この後、特別講演として、セキュリティ・キャンプ全国大会講師の美濃氏より、セキュリティ・キャンプ全国大会2018の紹介とジュニア限定ネットワークゼミの説明をしていただきました。最後に施設見学を行い、初日のスケジュールが無事終了しました。

次回(第1回)は6月10日(日)に開催します。開校式を欠席した方は、生徒手帳と承諾書と忘れずに持ってきてください。

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ペーパータワーに挑戦
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ラックマウント型サーバの中を確認
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美濃氏の講演
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開校式の様子

 

2018年05月18日

いよいよ5月20日(日)にICT基礎Labの開校式が開催されます。受講生の皆様をお迎えする会場の準備をしています。
当日の集合時間は9:45です(詳細は本校より郵送した書類でご確認ください)。お気を付けてお越しください。

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会場
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各受講生に触ってもらう機器
2018年03月12日

Cyber Security TOKYO 二日目(3月11日)

二日目は本校の学生が開発した物流倉庫の運営ゲームを行いました。

セッション「受発注の流れを確認しよう」では、物流倉庫の運営ゲームの目的、ルール、操作方法、そして一日目に作成した監視モニタのLEDの点灯ルールを学びました。その後、10分間のチュートリアルを通じてゲームの一連の流れを体験しました。その後、IPAが公開している情報セキュリティ10大脅威の中から標的型攻撃に的を絞り、その目的と方法、偽装メールの見分け方のレクチャーを受けました。
セッション「受発注サーバを守ろう」では、チームで物流倉庫の売り上げを競い合う2時間のゲームを行いました。物流倉庫の受発注サーバが正常に稼働するようにサーバを運用しながら、セキュリティ対策の体験をしました。最後にゲームの個人成績とチーム成績が発表されました。
クロージングでは、副校長より受講生全員に修了証が授与されました。

体験実習のプレゼンとゲームの内容決定、ゲームシステム開発、体験実習のプレゼンタ、チュータはすべて情報セキュリティ技術者育成プログラムの履修生が担当しました。

ご後援いただきました以下の企業・団体の皆様に厚く御御礼申し上げます。

【後援】東京都、警視庁、独立行政法人情報処理推進機構、 株式会社インフォセック、株式会社FFRI、株式会社オプティム、株式会社サイバーディフェンス研究所、 株式会社シーアイエー、ソフトバンク・テクノロジー株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社ディーゴ、 トレンドマイクロ株式会社、パナソニック株式会社、フォーティネットジャパン株式会社、 富士通株式会社、株式会社富士通エフサス、富士電機ITソリューション株式会社、 三井物産セキュアディレクション株式会社、株式会社ラック

 

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二日目のオープニングの様子
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物流倉庫の配送状況を示すマップ
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チュートリアルの様子
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ゲームのスコアボード
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ゲーム中の様子
写真09
ゲーム中の様子
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隠された情報(フラグ)を探す受講生
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監視モニタのLED点灯で受発注サーバの状況把握
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ゲーム中に届いたメール(いくつかは標的型メール)
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優勝チーム「IMNI」
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ゲーム中に行われた妨害の解説
写真16
修了証授与の様子