講 演:田中 ザック 氏(大和セキュリティ勉強会)
テ ー マ:実践的なDFIR(Digital Forensics & Incident Response)の入門とDFIR忍者チャレンジ
概 要:チームで不正アクセスされたWindows 7クライアントPCのHDDイメージ、メモリダンプ、ネットワークパケットキャプチャのフォレンジック調査を行います。どのような攻撃であったか調査結果を作成し、最後にプレゼンで調査結果を発表します。
開催日時:2018年10月7日(日) 12:00(開場11:00)~18:00、8日(月・祝) 11:00~18:30
開催場所:東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス 2階中央ホール
主 催:東京都立産業技術高等専門学校、大和セキュリティ勉強会
参 加 者:本校関係者 50名(学生 35名、連携関係者 15名)、一般募集 70名
参 加 費:無料
U R L:https://yamatosecurity.connpass.com/event/92888/
※上記URLで参加者募集中ですが、すでにキャンセル待ちとなっています。
6月10日(日)にICT基礎Lab第1回を実施しました。6名の中学生が参加しました。
午前はRaspberry Piの起動準備の後、ログインとシャットダウンを行いました。そして、ノートPCのWindows 10セットアップ(初期設定)とアプリケーションのインストールを行いました。今後の実習で利用するLANケーブルを工具を使って自作する実習も行いました。
午後はラックマウント型サーバの電源を入れ、CentOSをインストールしました。ラックマウント型サーバでWebサーバを起動し、ノートPCのWebクライアント(Webブラウザ)からサーバにアクセスして、Webページが正しく表示されることを確認しました。最後にWebサーバ上のHTMLファイルをテキストエディタで編集し、Webコンテンツを各自変更しました。
受講生全員がすべての作業を完了できました。
次回(第2回)は7月15日(日)に開催します。
5月20日(日)にICT基礎Lab開校式を開催しました。当日は、5名の中学生が参加しました。
挨拶の後にはアイスブレイクを行いました。アイスブレイクでは、自己紹介の後、全員協力してコピー用紙を使って時間内にできる限り高いタワーを作り、本校学生と競い合いました。
アイスブレイクで緊張をほぐした後、受講生は各テーブルに移動し、本校学生のチューターと一緒にインターネット上でどのようなサービスが提供されているかを考え発表しました。そして、テーブルに置いてある機器がこのようなサービスを提供するサーバやネットワーク機器であると説明を受け、ラックマウント型サーバのケースを開けて内部構成を確認しました。チューターは、コンピュータの構成要素やスイッチ・ルータの役割などを受講生にわかりやすく説明していました。
この後、特別講演として、セキュリティ・キャンプ全国大会講師の美濃氏より、セキュリティ・キャンプ全国大会2018の紹介とジュニア限定ネットワークゼミの説明をしていただきました。最後に施設見学を行い、初日のスケジュールが無事終了しました。
次回(第1回)は6月10日(日)に開催します。開校式を欠席した方は、生徒手帳と承諾書と忘れずに持ってきてください。
いよいよ5月20日(日)にICT基礎Labの開校式が開催されます。受講生の皆様をお迎えする会場の準備をしています。
当日の集合時間は9:45です(詳細は本校より郵送した書類でご確認ください)。お気を付けてお越しください。
Cyber Security TOKYO 二日目(3月11日)
二日目は本校の学生が開発した物流倉庫の運営ゲームを行いました。
セッション「受発注の流れを確認しよう」では、物流倉庫の運営ゲームの目的、ルール、操作方法、そして一日目に作成した監視モニタのLEDの点灯ルールを学びました。その後、10分間のチュートリアルを通じてゲームの一連の流れを体験しました。その後、IPAが公開している情報セキュリティ10大脅威の中から標的型攻撃に的を絞り、その目的と方法、偽装メールの見分け方のレクチャーを受けました。
セッション「受発注サーバを守ろう」では、チームで物流倉庫の売り上げを競い合う2時間のゲームを行いました。物流倉庫の受発注サーバが正常に稼働するようにサーバを運用しながら、セキュリティ対策の体験をしました。最後にゲームの個人成績とチーム成績が発表されました。
クロージングでは、副校長より受講生全員に修了証が授与されました。
体験実習のプレゼンとゲームの内容決定、ゲームシステム開発、体験実習のプレゼンタ、チュータはすべて情報セキュリティ技術者育成プログラムの履修生が担当しました。
ご後援いただきました以下の企業・団体の皆様に厚く御御礼申し上げます。
【後援】東京都、警視庁、独立行政法人情報処理推進機構、 株式会社インフォセック、株式会社FFRI、株式会社オプティム、株式会社サイバーディフェンス研究所、 株式会社シーアイエー、ソフトバンク・テクノロジー株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社ディーゴ、 トレンドマイクロ株式会社、パナソニック株式会社、フォーティネットジャパン株式会社、 富士通株式会社、株式会社富士通エフサス、富士電機ITソリューション株式会社、 三井物産セキュアディレクション株式会社、株式会社ラック
Cyber Security TOKYO 一日目(3月10日)
20名の中学生がCyber Security TOKYOに参加しました。
一日目(3月10日(土))の最初に、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の石田淳一氏による講演「セキュリティと倫理」を受講生とその保護者が聴講しました。
その後会場を移し、体験実習が始まりました。まず、アイスブレイクでチームのメンバの共通点探しを行いました。
セッション「情報セキュリティの重要性を知ろう」では、不正ログインの被害を避けるにはできるだけ長いパスワード(パスフレーズ)を使うなど、情報セキュリティの重要性を学びました。セッション「機器セットアップ」では、Raspberry Pi3にキーボードやマウス等の機器を接続して起動し、IPアドレスの設定と通信の確認を行いました。セッション「UNIXの操作に慣れよう」では、UNIXの基本的なコマンドを学び、ファイルやディレクトリの操作に関する演習問題に取り組みました。一日目最後のセッション「LEDを用いた監視モニタを作ろう」では、二日目のゲームで使用する受発注サーバの監視モニタをLEDを用いて作成しました。各受講生がLEDと抵抗をブレッドボード上に配線し、Raspberry Pi3のGPIO(汎用入出力)ピンと接続しました。LEDを動かすスクリプトを実行し、正常にLEDが点灯することを確認しました。
3月10日(土)・11日(日)のCyber Security TOKYO開催に向けて、学生が着々と準備を進めています。
ご期待ください。
受講生の皆様は、充分睡眠をとってご来校いただきますようお願いいたします。
情報システムのセキュリティ対策の重要さを中学生に体験してもらうために、Cyber Security TOKYOを実施します。
Cyber Security TOKYOの参加者を決定しました。参加決定者の番号はこちらでご確認ください。
11月4日(土)・5日(日)に開催された産技祭で、情報セキュリティ技術者育成プログラム履修学生有志がCTFとセキュリティボードゲームを実施しました。
たくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございます。
「TMCITF」(中学生向け)
パソコンや情報セキュリティに関するさまざまな問題を解いてポイントを競う(CTF)大会です。
「セキュリティボードゲーム」(小・中学生向け)
セキュリティ関連の基礎知識をボードゲームを通して体験・学習します。